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横浜港を自在に楽しめる海上拠点 |
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左から、(社)横浜港振興協会みなとみらいさん橋事務所 所長 宇惠敏美さん、横浜市港湾局 企画調整課 山田敏郎さん。
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12月の寒い日「ぷかりさん橋」を訪れると、港湾局の山田さんとみなとみらいさん橋の所長宇惠さんが出迎えてくれました。まずはぐるっとひと回り。ぷかりさん橋は地上2階・地下1階の海上旅客ターミナルと2つの浮きさん橋からできている。旅客ターミナルは1階が待合室とチケット売り場。2階はレストランになっていて、横浜港の眺めが一望できるぞ。さん橋の4つのバース(船の発着場所)からは、横浜駅東口・赤レンガ倉庫・山下公園への定期船や観光船、屋形船などの営業船などが発着。小さいながらも海の停留所!みなとみらい21の大切な海の玄関口だ。現在、1日約10隻、年間3,500隻の船が発着し、利用者は年間43万人(2007年)。「夏休みやGWに利用される方が多いですね。最近では、個人のプレジャーボートで訪れる人も増えています。ここに船を係留して、中華街などにも足を延ばして横浜を楽しまれているようです」と宇惠さん。
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ぷかりさん橋は景観面、構造面でも様々な工夫がしてある。景観面ではパシフィコ横浜の建物の間からベイブリッジを眺めたときに、ぷかりさん橋の建物が邪魔にならないように左側にずらしてあるそうだ。また、さん橋を囲むガードフェンスは白く細い線で統一され景観を損なわないように配慮されている。構造面でも、さん橋は杭に両側を係留してあり、潮の満ち引きで上下する仕組みだ。ここで問題!海上旅客ターミナルはどこで造られたのか?正解は「鶴見にある工場」。鶴見からみなとみらいまで海の上を船で引っ張ってきたんだって。 |
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ぷか〜りぷかり!浮体式の船のターミナル |
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海上旅客ターミナルの断面図。2つの杭でターミナルが支えられているのがわかる。 |
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そして、忘れてならないのが、ぷかりさん橋は日本で初めての浮体式の船のターミナルで、1,265tのれっきとした“船”だってこと。毎年きちんと船舶検査だって受けているそう。浮体式にした理由を山田さんに伺うと「干満の差が2mあり、階段を使用せず陸地と桟橋まで車椅子でもスムーズに移動できるようにしたこと、固定にすると干潮の時に建物の下に貝殻などが付着して見栄えが良くないことも考慮しました」。また、ぴったりの愛称は、北海道から沖縄まで2,012通の応募の中から選ばれたそうだ。名付けた方いわく一目見て「あっ浮いている!ぷかりだ!」と思ったからだとか。「もともと、パシフィコ横浜の建設に合わせて造られ、シーバスなどの新しい海のアクセスとして、また、パシフィコ横浜の利用者がアフターコンベンションに船で出かけたり、港内遊覧を楽しんでほしいという意図から造られたんです。デザインも超高層ビルが建ち並ぶこの地区で存在感をアピールできるように、古き良き横浜の歴史を感じられるものにしました」と山田さん。今ではすっかり地区のマスコット的な存在だ。
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船のターミナルとしてだけでなく、最近では様々なイベントが行われている。夏は旅客ターミナルのデッキスペースがビアガーデンに早変わり。花火大会の時は予約ですぐに埋まってしまうという、花火見物の隠れた特等席!になっていた。お酒がすすむと、さん橋が揺れていてもわからないかもね!?また、挙式をさん橋で行い、披露宴は船でクルージングというウエディングも人気だとか。最高のロケーションでとってもロマンチックだね。 |
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船のターミナルだけじゃない!新たなイベントスペースに |
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![[写真]夕焼け](/chousatai/46/img/chousatai_pic_46_ch3_01.jpg)
夕暮れ時のぷかりさん橋。空と海が茜色に染まって、幻想的な風景が広がる。 |
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船のターミナルとして、またビュースポットとして大活躍のぷかりさん橋も、働く場所としては大変だとか。「最初は揺れに慣れなくて。台風の時は大変!風も凄いし、船がさん橋に当たったりしてコワイですよ。今はすっかり慣れたので大丈夫(笑)」と宇惠さん。調査隊も実際に揺れを体験してビックリ!しかも、冬は寒く、夏は暑い!?さらに夏は日焼けで真っ黒に。でも、ここから見る景色には心が癒されるそう。「夏の夕暮れ時や、冬の晴れた日の夜景は一番の絶景です」と。宇惠さんに今後の抱負を伺うと「昨年の夏、豪華ヨットでのクル−ジングに、さん橋でのジャズの生演奏とレストランでの食事を楽しむ!というイベントを行ったのですが、これがとてもステキでした。今後は、この場所ならではのイベントをやっていきたいですね。そのためにも、まずはここを知ってもらわなきゃ」と意気込みが伝わってくる。これから、ぷかりさん橋でどんな楽しい事が起こるのか・・・要チェック!だね。
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昨年6月、古代ポリネシア式遠洋航海カヌー“ホクレア号”がぷかりさん橋に寄港。大きな帆を持つホクレア号は、GPSなどの近代式航海計器や海図・コンパスなどを使わずに星の位置や風などの自然環境を頼りとする伝統航海術で、ハワイ島からミクロネシアの島々を巡り半年かけて日本へ。ハワイと関係の深い7港に寄港し、最後に横浜にやってきた。寄港の理由は、1881年 当時のハワイ国王が日本とハワイの文化交流のために公式訪問した時に横浜港に寄港したからなんだって。こんなステキな船に出会えたら嬉しいね。 |
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