みなとみらい調査隊 [第42回] 2007/9/30UP
様々なイベントや新施設誕生などで、常に目が離せないみなとみらい21地区。我ら「みなとみらい調査隊」がその裏側に密着取材します!
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[指令]
10周年を迎えた「クイーンズスクエア横浜」を調査せよ!

みなとみらい21地区の中心的存在の「クイーンズスクエア横浜」が今年で10周年を迎えた!横浜駅周辺と関内駅周辺に二分されていた横浜の都心部を結ぶみなとみらい21地区計画の重要な施設として、1997年に3つのオフィス棟と商業施設、コンサートホsール、そしてホテルから成る複合施設としてオープンした。2004年にはみなとみらい線も開通し、今も多くの人々を惹きつける「クイーンズスクエア横浜」。その魅力とこれからの未来像にフィーチャーしてみた。

[写真]クイーンズスクエア横浜全景
[報告]1 横浜から日本を代表する景観に!
[写真]横浜シティ・マネジメント(株) 代表取締役社長 仙石永道さん、施設管理部長 浜崎文典さん。 左から、横浜シティ・マネジメント(株) 代表取締役社長 仙石永道さん、施設管理部長 浜崎文典さん。 みなとみらい線を降りると、巨大な吹き抜けのステーションコアが迎えてくれる。クイーンズスクエア横浜の玄関口だ。この場所が一番思い入れ深いと話すのが、クイーンズスクエア横浜の多くの部分を管理・運営している横浜シティ・マネジメント(株)の仙石さんと浜崎さん。誕生から現在まで携わってきたお2人だ。開業当時を伺うと「最初は横浜ランドマークタワーとパシフィコ横浜の間に大規模施設が出来たけれど、周りは何もない野原。当時は、ここが日本有数の街になるなんて思いませんでしたよ(笑)。みなとみらい線もなくて、テナントさんを案内しても、桜木町駅から遠くて誘致するのが大変でした」と仙石さんは振り返る。それが10年経った今、「ここ数年はオフィスの入居率は95%以上です。最初は就労者が少なかったので、エレベーターがすぐ来たんですが、オフィスが埋まって人が増えるとエレベーターがなかなか来ないんです(笑)」とちょっと嬉しい悲鳴も。
調査隊's VOICE
[写真]クイーンズスクエア横浜 ロゴ名前の由来は、施設内を中央に走るクイーン軸の名前を取り入れて「クイーンズスクエア横浜」と命名。もうお馴染みのロゴマーク、「YOKOHAMA」という文字が小さくデザインされているのには理由があった!それは、名前が定着し「クイーンズスクエア」といえば“横浜!”と、YOKOHAMAの文字がなくてもわかるようになってほしい。という願いを込めて作ったそうだ。
[報告]2 みなとみらい全体で集客し、街を盛り上げよう 
[写真]港湾局
写真提供:横浜市港湾局
開業翌年1998年2月頃のクイーンズスクエア横浜の様子。高島地区はもちろん、新港地区にもまだなにもない。
今では横浜定番の景観になっている横浜ランドマークタワーからのスカイライン、ヨーヨー広場から入ると目の前に広がる高さ18m、長さ300mもの吹き抜けの通路「クイーンモール」など、クイーンズスクエア横浜の特徴ともいえるデザインについて浜崎さんは「10年経って今この景観を見ても、都内の新しい施設にも見劣りしない、日本を代表する景観に出来上がったと思います」と改めて感慨深げ。また、来場者が毎年増え続けているのは、この施設がオフィスだけでなく[アット!]やクイーンズイーストなどの商業施設や横浜みなとみらいホール、パン パシフィック 横浜ベイホテル東急などからなる複合施設で、色々な切り口で人を呼び込むことができるのも強みになっているようだ。さらに、「横浜美術館やパシフィコ横浜で大きな催しを行ったり、個々の施設の努力と連携が、みなとみらい全体と横浜の集客力を上げる成果にも繋がっていると思いますよ」と浜崎さんも手応えを感じている。
調査隊's VOICE
[写真]コスース壁画
©S.ANZAI
ステーションコアの壁面を飾る巨大なパブリックアート、知ってました?なんと!22m×14mもの御影石。コンセプチュアルアート(概念芸術)の第一人者として世界的にも著名なジョセフ・コスースの作品で、20世紀初頭のドイツ人作家シラーがデンマーク王子アウグステンブルク公にあてた書簡より一部抜粋されている。制作当初は英語で書かれたが、ドイツ人作家にちなみドイツ語に修正されたとか。
[報告]3 「クイーンズスクエア横浜」とともに、100年の街づくりを目指して

[写真]ステーションコア見上げ
「ステーションコア」は地下3Fから地上5Fにいたる吹き抜け空間だ。ここを地下3Fから上を眺めるのが好きだという仙石さんと浜崎さん。
「2004年2月の待ちに待ったみなとみらい線開通は、クイーンズスクエア横浜にとっても、地区にとっても大きな変化でした。この時初めてクイーンズスクエア横浜が完成したと実感しました」と口をそろえる。開通後、来場者は3割増え、これからが“本当のスタート”と感じたそう。「私達の仕事はこの先20年、30年と続けていかなければならないんです。街づくりには100年かかりますからね。長い目で見てどういう街にしていくのか。それが大切ではないでしょうか」と仙石さん。また、様々な施設がある複合都市だけに1つの施設や事業が全体に与える影響も大きく、地区内の中心的な施設としての責任の重さを感じているというお2人。「ここに来る方は、地元横浜の方が多いんです。特別な日だけではなく、何にもする事がない時にもあそこに行こうかな・・・と思わせる街、地元に根付いた街になってほしいですね」とも。100年後のみなとみらい21地区がどんな街になるのか!?楽しみだ。
調査隊's VOICE
[写真]シンギングツリー
毎年、クリスマスを光と音楽で彩る「シンギングツリー」。開業の1997年から始まって今年で11本目。写真は開業の年のツリーで、翌年2月開催の長野オリンピックにちなみ、長野から生の木を運んできたそう。これには木より運賃の方が高かったとか(笑)。「今年もツリーの準備は、すでに最終段階になっています。毎年6月からスタートするんです」と浜崎さん。今年のツリーについてはまだ秘密ですが、今までとはかなりイメージ゙が違うとのこと。今からどんなツリーが登場するのかとっても待ち遠しい。
【Data】
クイーンズスクエア横浜
住 所 横浜市西区みなとみらい2-3
交 通 みなとみらい線「みなとみらい」駅下車すぐ
T E L 045-682-1000
U R L http://www.qsy.co.jp
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